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〒874-0910 大分県別府市石垣西6丁目1-50

むし歯治療

「歯が痛い」「歯に黒いしみのようなものがある」といった症状があれば、むし歯かもしれません。むし歯は、初期段階であれば歯を削る量も少なく、その後も健康な歯を維持しやすくなります。しかし、放置してしまうと歯の神経や根っこにまで進行し、最終的に抜歯しなければならない病気です。「むし歯かも?」と思ったら、すぐに歯科医院を受診して治療することが大切です。
大分県別府市の歯医者「別府さほ歯科クリニック」は、痛みの少ない「無痛治療」に取り組んでいます。治療時の痛みに弱い・怖いという方は、ぜひご相談ください。

むし歯とは?

むし歯とは?

むし歯とは、むし歯原因菌(主にミュータンス菌)がつくる酸によって、歯が溶かされてしまう病気です。むし歯菌は歯に付着して菌の塊であるプラークをつくります。そのプラークの中で増殖し、飲食物に含まれる糖分を餌にして酸を産出し、歯を溶かしてしまうのです。むし歯菌が酸をつくるまでには時間がかかります。むし歯予防には、食べたらすぐにブラッシングや口ゆすぎなどをするなどが効果的です。また、定期的に歯科医院に通い、落としきれない歯の汚れやプラーク・歯石を落とすこと、むし歯予防では大切です。

むし歯の進行について

むし歯は症状の進行度合いによって、C0~C4の5段階に分けられます。C0やC1など初期の段階でむし歯が見つかれば、治療期間も費用も少なくて済み、患者さまのからだの負担も軽くなります。

とはいえ、初期のむし歯は自覚症状がほとんどなく、自分で見つけることは簡単でありません。気になる症状があれば早めに当院までお越しください。

ごく初期のむし歯【C0】

ごく初期のむし歯【C0】

歯の表面が溶けはじめ、白く濁って見える状態です。痛みやしみるなどの自覚症状はまだありません。この段階であれば削らなくても、適切な歯みがきやフッ素塗布などによって歯の再石灰化を促すことで治せる可能性があります。

ごく初期のむし歯【C0】

エナメル質のむし歯【C1】

エナメル質のむし歯【C1】

歯の表面のエナメル質が溶けてきて、黒ずんで見える状態です。冷たいものがしみることはありますが、痛みを感じることはありません。患部を小さく削りとり、歯科用プラスチック(レジン)の詰めもので治療します。

エナメル質のむし歯【C1】

象牙質のむし歯【C2】

象牙質のむし歯【C2】

エナメル質の下にある象牙質までむし歯菌におかされた状態です。ときどき痛んだり、冷たいものだけでなく甘いものがしみたりすることもあります。患部を削りとり、詰めもの(インレー)や被せもの(クラウン)で補います。

象牙質のむし歯【C2】

神経のむし歯【C3】

神経のむし歯【C3】

神経までむし歯菌におかされた状態です。何もしなくても痛んだり、熱いものがしみたりするようになります。「根管」から神経を抜きとる「根管治療」を行ったあと、歯を失った部分はクラウンで補います。

神経のむし歯【C3】

歯根のむし歯【C4】

歯根のむし歯【C4】

歯の根までむし歯菌におかされて、歯のほとんどが溶けてしまった状態です。神経が死んでいるので痛みは消えますが、歯根の先に膿が溜まると、ふたたび激しく痛むようになります。この段階では多くの場合抜歯が必要です。抜歯後は入れ歯やブリッジなどで歯の機能の回復をはかります。

歯根のむし歯【C4】

一般的なむし歯の治療方法

むし歯の主な治療法は以下の3つです。

  • 汚染部分を削って詰めものをする
  • 汚染された神経を抜いて被せものをする
  • 汚染された歯を抜歯する

このようにむし歯になってしまうと、削るもしくは抜くという選択肢しかありません。大切な歯を守るためには早期発見早期治療、そして予防することが大切です。

一般的なむし歯の治療方法

その1.削って詰めものをする

この方法は、3つの治療方法の中で最もシンプルなものです。神経まで届いていないむし歯であれば、この方法だけで治療できます。むし歯菌におかされた部分を削って取り除き、その部分に詰めものをする治療法です。

その2.神経を抜いて被せものをする

歯の神経にまでむし歯が進行している場合は、神経を抜いて被せものをします。
神経にまで進行したむし歯は、かなり重症な状態です。むし歯菌におかされた歯だけでなく、歯の内部の神経を取り除くため、歯には大きな穴が開いてしまいます。この状態になってしまう前に、なるべく早く歯医者に行くことをおすすめします。

その3.抜歯をする

抜歯はむし歯治療の最終的な方法です。
むし歯が重度に進行し、歯の根っこまで悪くなってしまった場合は、歯を抜かなくてはなりません。また、親知らずなど他の歯に悪影響を及ぼすケースなどでも、抜歯することがあります。
天然の歯は二度と生えてこない大切なものです。親知らずなどのケースを除いて、抜歯しなければならなくなるまでむし歯を放置しないようにしましょう。

むし歯治療の方針

むし歯治療の方針

むし歯の治療といえば、「歯を削って、詰めものを詰めれば終わりでしょ」…と思っていませんか? 治療を繰り返すことで、歯はだんだん削られていき、最後には抜くしかない状態にまでおちいってしまうこともあるのです。

別府さほ歯科クリニックでは、生まれもった歯を最大限残し、できるだけ長くご自身の歯で食事を楽しんでいただきたいと考えています。また「痛くない治療」によって、治療の際の不快感をできるだけ取り除くくように努めています。

「痛くない」治療

「むし歯治療は痛い」「歯医者さんは怖い」というイメージをお持ちの方へ、当院では誰もが安心して治療を受けられるように、できるかぎり痛みを抑えた無痛治療に取り組んでいます。麻酔注射や治療時の痛みを軽減させるために、さまざまな工夫を行っています。

「削りすぎない」治療

むし歯治療のために削ってしまった歯は、決して再生することはありません。患者さまの大切な歯を少しでも残すために、削る範囲をできるだけ少なくするように心がけています。健康な歯は残し、削る量を最小限に抑えて、患者さまの歯を守っていきます。

「歯の神経を残す」治療

重度のむし歯に対して行う治療の中には神経を抜く治療がありますが、歯の神経を抜いてしまうと、どうしても耐久性がなくなってしまいます。このため当院では、できるかぎり神経を残す治療を行い、歯の寿命を延ばすことを目ざしています。

PICK UP!無痛治療

「治療は痛いから受けたくない」と治療を避けても、むし歯は決して自然に治ることはありません。別府さほ歯科クリニックでは、誰もが安心して受けられる、痛みの少ない治療を目ざしています。こちらでは当院で行っている無痛治療についてご紹介します。

表面麻酔

麻酔注射をするときに痛みを感じるという方は多いですね。当院では麻酔の針を刺す歯ぐきの部位にジェルを塗布して、歯ぐきの表面を麻痺させます。これによって麻酔注射を刺すときの痛みが軽減されます。

極細の注射針の使用

注射針が接する面積が小さければ小さいほど、痛みは少なくなります。当院では通常の歯科医院で用いられている針よりも細い極細の注射針を使用し、麻酔針を刺す際の痛みを軽減しています。

麻酔液の温度を体温と同じくらいにする

麻酔液の温度と体温とに温度差があると、痛みをより強く感じるようになります。当院ではカートリッジウォーマーを使用して、麻酔液を体温程度まで温めてから麻酔に使用していますので、温度差による痛みはありません。

麻酔液を一定の速度で注入する

麻酔液が体内に注入される速度や圧力が一定でないと、注射の痛みが増してしまいます。当院では歯科医師の手による注射ではなく、電動注射器を使用することによって、一定の速度と圧力で麻酔液を注入し、痛みの軽減をはかっています。